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| SL-A300が届いた。とりあえず持った感じ「ちっさい(*´ω`)」。いやー、小さいし軽いし、言うこと無いですな。ACアダプタを接続してさくっと起動。あー、なんか下のほうでLinuxっぽい起動メッセージ(※run level 5・・・とか)が流れている・・・。 ホーム画面はまだアイコンも少なめで最小限のソフトが表示されているだけ。普通の人はこのまま使うのでしょう。これから色んなアプリを入れていくのでアイコンがざくざく増えることだろう。
 懸念していた起動速度は、試しにスケジューラを起動してみたけどそれほど遅くは無い感じ。試しにスケジューラと世界時計を同時に起動してみると、起動に一呼吸おいてから起動して、世界時計を閉じるとスケジューラの再描画にほんのちょっとだけ苦労する感じが見られる。まっ、許容範囲でしょう。スケジューラを優先したければ、アイコン2秒タッチで出てくるプロパティ画面で「高速起動を有効にする」にチェックを入れればメモリ領域に常駐して起動が早くなる・・・ってスケジューラはもう入ってるじゃないか。うーん、ちょっと残念。
 さて、あんなアプリやこんなアプリをインストールしたいのだが、その前にやることをやっておこう。
 
 【OPENSSHのインストール】
 いくらターミナルソフトを入れたとはいえ、SL-A300のちっさい画面でコマンドを打ち込むのはかなり骨。ってことでSSH対応化。某所でopenssh-3.6.1p1_arm.tar.gzをダウンロードしてきて、SL-A300上で解凍→serverプログラムだけインストール。その後、以下のコマンドで証明書を作成。
 
 # mkdir /usr/local/etc
 # ssh-keygen -b 512 -t rsa -f /usr/local/etc/ssh_host_key -N ''
 
 最後にsshdサービスを起動しておく。
 # sshd
 引数はいらないらしい。
 
 後はクライアント側からターミナルソフト(私はVeraterm)でSSH接続すると、まるでどこぞのサーバに繋いでいるかのような画面が出現ヽ(´ー`)ノ これでコマンドベースの作業がまともにできる。
 
 【swap領域確保】
 SL-A300の内蔵メモリ領域として64MBが用意されているけど、アプリの実行スペース用に実際問題使えるのは当然その一部だけ。んで、起動するアプリによってはメモリ不足に陥る可能性があるとのことなので、SDカード領域内にswapファイルを作ってみた。(※主にゲームをするときに不足することが多いらしいけど、さすがにこれでゲームをする気にはなれないので予防的な意味合いで行ったまで。どうせSDカードは512MBもあるんだしヽ(´ー`)ノ)
 
 とりあえずスワップ作成前の状態を確認。
 # free
 total         used         free       shared      buffers
 Mem:        33996        33344          652            0         6108
 Swap:            0            0            0
 Total:        33996        33344          652
 
 Swapが見事に0になっている。
 
 SDカード上に32MBのスワップ領域を確保。
 # dd if=/dev/zero of=/mnt/card/SwapFile count=65536
 65536+0 records in
 65536+0 records out
 
 空きファイルにして、
 # mkswap /mnt/card/SwapFile
 Setting up swapspace version 0, size = 33550336 bytes
 
 スワップを有効に設定。
 # swapon /mnt/card/SwapFile
 
 さっきとの比較。
 # free
 total         used         free       shared      buffers
 Mem:        33996        32372         1624            0         1208
 Swap:        32764            0        32764
 Total:        66760        32372        34388
 
 
 ちゃんとスワップ領域が確保されたヽ(´ー`)ノ 使ってみないとちゃんと食いつぶしてくれるのかわからないけどねー。最後にrc.localにmkswapとswaponを書いておく。
 
 (こんな感じ)
 /sbin/mkswap /mnt/card/SwapFile
 /sbin/swapon /mnt/card/SwapFile
 
 これで起動するたびにスワップを有効にしてくれる。ちなみに、rc5.dにrc.localへのシンボリックリンクを張っておかないとrc.localを読みに行ってくれないです。S99localとかで張っておきましょう。
 
 # ln -fs /home/etc/rc.d/rc.local /home/etc/rc.d/rc5.d/S99local
 こんな感じ。
 
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 お次はOutlookとの連携。会社は危険なことにOutlookをメインのメーラに使っている。というのもアドレスとスケジュールをザウルスと連携させたいので仕方なく使っている現状。引き続きSL-A300とも連携させたいのでIntellisync for Zaurusを使ってさくっとSync開始。あっ、なんかすごくあっさり完了。良かった良かった。
 お次、、、とやっているうちにちょっとトラブル発生。Tree!ExplorerQTというアプリをインストール中にフリーズしてしまったので強制リセット。再起動したらSDカードを認識しなくなった。一度Tree!ExplorerQTをアンインストールしたり、再起動かけたりしてみるが改善されず。試しに電源切ってからSDカードを抜き差ししたら無事認識した。なんだったんだろう・・・。再度Tree!ExplorerQTをインストールすると今度はフリーズすることなく無事インストール完了。んー、たまに不安定になるな〜。ってかTree!ExplorerQTの起動が遅い。これは高速起動を有効にすればいいのかな。そんなにしょっちゅう使うわけじゃないからいっか・・・(※高速起動はできるとアプリとできないアプリがあるらしい)。
 他にもさくさくインストール。エディタやmp3プレイヤ、nkf等のCUI用のツールも入れておく。ちょっと気になるのがmp3プレイヤ。今のところopie-mpegplayerを入れているけど、音飛びの問題があるようなので聴いてみないとわからない。だがしかし、SL-A300のイヤホン端子は2.5φという迷惑な仕様なので現状の装備では対応不可・・・。会社の人が2.5mm→3.5mm変換プラグを(発掘できたら)譲ってくれるといっているのでそれに期待。とりあえず内蔵スピーカで視聴。聞いた感じ問題無さそうだけどどうだろう?
 ちなみに本日のトラブル、なんかのアプリをSDカードにPC上でコピーした後(SL-A300側のsambaサーバ)、SL-A300でそのアプリをインストールしようとしたら「インストールできるアプリ一覧」が空っぽ。エクスプローラもどきで開いてみてもやっぱり空っぽ。はて?と思ってmountしてもumountしても効果なしor却下される。とりあえず再起動、、、と再起動してみると今度はSDカードの中身が完全に空っぽに
 なってしまった(´Д`;) 悩んだ末、電源切って、一回SDカードを抜いて・さして、再起動。認識成功ヽ(´ー`)ノ なんじゃらほい。ちなみに、全くファイルが見えなくなった状態でもdfしたらディスク容量だけはしっかりと食いつぶしている。ん〜、バグ?あまり頻発するようだったら困るなぁ、、、。とりあえず再現待ち。
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